オーディオやアンプの修理をしてきて、よくやらかしているなぁと思うのが電線の「接続」です。

いくら太いケーブルを入れてもそれがどこか「細く」なる所があればそれはその細くなった断面積分の電流しか流せなくなります。それ以上を流すとその細くなっているところが発熱します。
なので保護の観点からしたらその一番細くなっている部分に流せる最大電流値が許容電流値になります。

よくあるのがアンプまでぶっといケーブルを入れたのにアンプに挿す所で経が太くて入らない。線を削ってアンプに突っ込む。みたいなことをしているのを見ます。

その時の電線保護が太いケーブル基準でヒューズを選択していて、細くなったところの許容を超えた電流がかかるとその細いところが発熱して最悪接続部が溶解、発火します。発熱はアンプの端子を伝って基盤にダイレクトに伝わりますので基盤が損傷しアンプや機器が壊れる原因にもなります。

ディストリビューションブロックを使う際も注意が必要です。
特にアース用と書いてあるヒューズが無いタイプをプラス側に使う方は注意してください。
ヒューズがない場合のブロックは分岐した細い方の許容電流が大元のヒューズ容量になります。
そうでないと分岐した先の1本が許容値を超えた時点でブロックが超加熱されます。

出来る限り接点を増やしたくない・・・という方は分岐後のそれぞれの線の使用電流のMAXを測定し、十分にマージンがあるかを確認してください。それをしないとやはり私も安心できません。